TOEIC990点を目指すプログラマーのブログ

効率的な英語の勉強について経験を書いたり考察したり。

あまり効果がなかった英語学習法②

最初にやった「聞くだけ」の英語トレーニングは全然効果が無く、次に手を出したのが、リスニングのインターチェンジ効果を使った本ですね。

 

インターチェンジ効果は、高速道路から下りたら周りの速度がゆっくりに感じられるというところから来ていて、英語では、高速で読まれた英文を聞いた後に通常のスピードの英語を聞くと、ゆっくりに感じられて聞きとれるようになる、という手法です。

 

私は最初これを見た時に「これだ!」って思っちゃったんですよね。当時の私には説得力があって、効果があると思ってしまいました。

 

それを本屋で見つけて、早速その本を買ってやってみました。まず4倍速で英語が流れるんですよね、昔のカセットテープの音声を流しながら早送り(伝わりますかね💦)みたいで、全く聞き取れませんでした。

それをまあ頑張って何度も何度も聞いてで次に2倍速に落としたものをまた聞いたらなんか少し聞き取れる感じになりました。聞き取れると言っても、英語が聞こえる、という意味ですが…。最後に等倍速のものを聞くんですけど、これがいけてなくて、等倍速がそもそもすごくゆっくり丁寧に話されている教材なんですよ。できればネイティブが普通に話しているスピードの英語にしておいて欲しかった。。

 

それでもしばらくの間試行錯誤しながらやったのですが、結局なんだか効果も良く分からないまま終わりました。

 

確かに早いものを聞いた後にちょっとゆっくりのものを聞くとゆっくりには感じられるんですけど、効果と言えばまあそれだけで、だからといって英文が理解できるようになるとか、そういうことは一切ないと思いました。

 

今の私の感覚だと、早く再生したものを聞いてもゆっくり再生したものを聞いてもトレーニングとしてはどちらも効果は同じかなと思います。なので自分が一番聞き取りやすいスピードで再生して聞くのがいいんじゃないかなと思います

 

私のブログの他のところにも書いたのですが、

 

1.75倍速くらいまでは通常のスピードとあまり変わらないで理解できると思うので、早く効率的に英語勉強したいのであれば少し早めのスピードでリスニングしてみるのもありだと思います。

 

これはインターチェンジ効果とかそういうものではなくて、単純に早く聞ければ勉強が早く終わるという、それだけなのですが、すぐに効果が実感できるテクニックだと思います。